本日は某インドレストラン(ハラール)でのイフタールに恩師に招待されてたので行ってきました。
5時半過ぎに、「こっちは着いたから、おいでー」と入電。六時過ぎに出て、店に着くと、入口に「当店は酒類は置いてありません」と貼り出しが!おお!!アルハムドゥリッラー、オーナーさん(ムスリム。闘病中)、やっと酒類除けたんだね!アルハムドゥリッラー。これも恩師のおかげによるところが大きい。ずーっとずーっと除けないとってアドバイスしていたそう。私もしたかったけど、立場上難しかった。そんなこと言ったらただの言い訳になっちゃうかな…
店の2階に上がると、恩師+そのお友達と例のオーナーさんが。お見舞いに行った時より、さらに痩せていたが、表情はとても穏やかだった。その裏には相当の忍耐があると見た。病状はよろしくないと聞いているので。シャファーフッラー。この期に及んであの酒類を店から除去するという行動に出た彼。大きなタウバから生まれた結果なんだと思った。
斎戒開けの日没まで実は結構時間があった。恩師とオーナーは何やら話しあっていたようだけど、私には関係のないことのようだった。実はこの日の招待は恩師が奢ってくれるというものだったのだけど、急遽オーナーも店に来るってことになり、最終的にオーナーが食事を提供してくれることになった。出てきた食事の中にはメニューにないものも。
日没まで20分程度になると、ズィクルが始まった。アズカール・ル・マサーと言った方が適切かな。恩師の友人がバカラ章の始め、クルスィー節、最終頁、最後の3章、ドゥアー等を声を出して詠む。知ってるフレーズを私も詠んだ。とても懐かしい空気を感じた。シリアでのあの空気だった。はっきりとしたフスハーの響き、明解な意味。時間はゆっくりと過ぎて行った。オーナーはじっとその声に聞き入っていた。すべての読誦が終わると、手を挙げてのドゥアーに入った。アーミーン、アーミーン、と繰り返す。
数分前になると、サモサがかごに入って出てきた。これはメニューにもある。マイブラザーが時間になると恩師の依頼でアザーンをした。その直後に皆それぞれ密かにドゥアーを捧げ、デーツを口にした。この日、チュニジアとUAEとマディーナのデーツが一緒になった。不思議な光景。アルハムドゥリッラー。スブハーナッラー。デーツと飲み物を口に運んでいる私に恩師は言った:オーナーさんにドゥアーしてあげてね。君は親孝行ものだから、君のドゥアーは届く。ね。と。私をそんなにも信用してくれている恩師。私は皆が思うような孝行者じゃないよ。でもそんなこと否定するのも場違いな気がして、「インシャーアッラー、そうで(私があなたが思うような孝行者で)ありますように」と答えて、斎戒を解くときにオーナーの治癒をドゥアーしたと言った。
サモサは少しだけ辛かった。ジャガイモがメインなのに、緑色。何が入ってるんだろう。と思ったけど、胃を少し満たす方がその時は大事だった。一緒に並んでいた辛いヨーグルトソースにすごい合った。これはメニューにない。計3つも食べてしまった。すごい美味しかった。私もまたサモサ作ろうっと。ある程度飲食した後、合同でマグリブの礼拝。同じ場所を使用するため、テーブルを端に寄せて皆集まった。私はあらかじめサッジャーダを持って来ておいた。店のカーペットに直にサジダするのには抵抗があるから。いろんな足の人が歩いてるわけだし。とにかく、恩師が先導する礼拝は私のメンタル面に良い影響を与えた。程良いスピードで進んでいく礼拝。階下では多くの客が食事をしている。私たちの前方には大スクリーンでインド映画も流している。それでも礼拝していた私たちは違う世界にいた。恩師は普段から声が小さいが、礼拝では結構大きな声を出していた。かといって、うるさいのではなく、心地よい大声。タジュウィードもお上手。サジダ、正座の長さはわたしの普段のよりかなり長く、そこに合同礼拝らしさを感じた。オーナーが元気そうに取り繕っていたことを、彼がスンナの礼拝を辛そうに行っているのを見て、知らされた。彼の回復の祈る。
礼拝後、テーブルを戻して、食事を再開。次に出てきたのは、鶏肉のビリヤニとヨーグルトサラダ(赤玉ねぎときゅうり入り)。きちんとバスマティライス、サフランが使われていて香り豊かな素晴らしいビリヤニだった。鶏肉は鶏肉と思えないほど噛みごたえがあり、味がしていて、羊?と思ったほど。恩師曰く、オーナーが田舎で飼っているものかもしれない、とのこと。確かに。ヨーグルトもめちゃうまで、ご飯によく合った。食事は以上で終了。来客数が増える時間帯だったこともあって、イフタールのために来ていたムスリムは皆外に出た。マーシャーアッラー、酒置いてないというのに、客の多いこと。店の外で順番待ちしている人がいるほど。アッラーがさらにオーナーの儲けを増加し給いますように。
来週は恩師率いるTモスクのイフタール(その前にプチ講義)に行ってきまっしゅ。
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