2011年12月31日土曜日

路辺が子を育てる


5つめのアムジャド先生の動画のご紹介。

しかりつけた子供に、「あっちに行ってろ!」「出ていけ!」という親の罰の言葉が招く災難についてです。
とくに、家の外に追い出してしまう場合…

どうぞ。
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お父さんが仕事を終えて、買い物してから帰宅したようです。


お母さん:あら、ただいまの挨拶もなし?

お父さん:こんなに重いものを運んで帰ったんだぞ。挨拶する余裕なんてあるわけないだろ。

(息子が家の中を走りまっているのを見て:)こら!おまえ静かにしろ!遊ぶのはもうよせ!

お母さん:お願いしておいたもの、買って来てくれた?

お父さん:何言ってんだ。じゃあ俺が手に持っているこの袋は何に見えるんだ?遊んでるとでも思ってるのか。

お父さん、疲れているようですね…家に帰ったらさっそく奥さんにこまごまと質問され、息子は大声出して走り回っています。イライラしているのが分かりますね。

息子:わーいわーい!(ボールを蹴って遊んでいる)

お父さん:こら!止めろと言ってるだろう!怒るぞ!


ボールが花瓶に当たって、落ちて割れてしまいました。

お父さんは息子の首元を掴んで罰として、家の外に追い出してしまいます。


幼い息子は家の外に放り出されたことで、さまざまな危険に晒されることになります。

その一つが・・・悪友との付き合い・・・


ドアの前でしくしく泣いている息子に、怪しい男の子が近づきます:

あれ?追い出されたのかw。
心配することないぞ。大丈夫。俺についてこい。

息子:どこに行くの?

怪しい子:いいから。俺についてくればいいよ。いい気分転換になるからさ。


なんと!泣いていた男の子にタバコを勧めています!
おそるおそる吸ってみることから始まり、最終的には完全な喫煙者となってしまいます。

子供らが非行に手を染める時、それは家の外で起きることが多いかと思います。
この子らの親は家の中で何をしていたのでしょうか?

そして数年経ち、息子らは青年に成長しますが、
その姿と言ったら、見れたものではありません・・・


お酒を飲みながら、タバコを吸う彼ら。
目は死んでいるかのようです・・・

かつての息子(右):や~まじでさ~おまえなしじゃホント何も面白くないよ~

左の男:夜7時に約束場所に来いよな。最高のパーティーに連れてってやるから。

息子:へへへへ~了解。じゃあ後でな。


息子がパーティーに出かけるために忙しくしていると
年老いたお父さんが話しかけてきました。

お父さん:どこに行くんだい?
      薬局から薬を持って来てはくれるのかい?

息子:絶対無理!今から出かけるんだよ。

お父さん:おまえが持って来てくれなかったら、誰がわしに持って来てくれるというんだい?

息子:もー他の人に頼んでくれよ。遅れちゃうじゃないか。俺はもう行きたいんだよ!

お父さん:わしの満足がおまえにあるように(息子に懇願する口調であるが、息子に対する祈りの意味を含む)。お願いだから。

お父さん:パーティー何かに行かず、家にいておくれよ。

お父さんはそう言いながら、息子の肩に手を置きます。
後で、「親の子に対する満足」についてコメント書きますので♪

息子:家にいろって?
   俺は暇じゃないんだよ。
   奉仕が必要なら、老人ホームがちょうどいいよ。
   そこでなら、俺よりもいい仕事をしてくれるだろ。
   もう放っておいてくれ!


息子は暴言を吐いて、出て行ってしまいました…
酷いことを言われたお父さん、とてもつらそうに泣き出してしまいました・・・


そしてアムジャド先生の登場です。

ぼくの尊い兄弟姉妹のみんな。

次の有名な慣用句を知ってるんじゃないかな。

”子を産んで路辺に捨てれば、路辺がその子を育てる”ってね。

残念ながら有名な言葉だし、その言葉の内容の通りのことをする人も多い。

路辺は子を育てる。ここでいうのは地獄に連れて行かれてしまうこともあるってことなんだ。

みんな。アッラーを畏れよう。

君に与えられた糧…つまり子供を、かの慣用句のようにしてはいけない。
責任を放置して彼らを路辺に捨てたりなんかしてはいけない。
路辺は子を育て、地獄に連れて行ってしまうから。

アーイシャ(御満悦あれ)が伝える真正ハディースにこうある。

預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)が孫のハサンとフサインにキスしたところ、その場にいたある男が言ったんだ。

「あなたがたは子供らに接吻するのですか。わたしたちはそんなこといたしません。」

ムハンマドさま(平安と祝福あれ)はこうお答えになった。

「慈悲を剥ぎ取られたあなたを私にどうすることが出来ましょう」

または

「慈悲をかけない者は慈悲を受けないだろう」とね。

ほら、見てごらん。

接吻しないだけで彼は、
「慈悲をかけない者は慈悲を受けないだろう」と言われている。

では路辺に子を置き去りにする人間についてはどうだとみんな思うかい?
路辺はその子を育ててしまう。

そんなことしたら、子を間接的に生き埋めにして殺してしまったことになるんだ。

アッラーを畏れよう。

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1.
いかがでしたか?
このお話、息子だけに非があった、と言い切れないと思いませんか。
子供を家の外に追い出したのはお父さんです。
子供をしつけるつもりだったのでしょうが、結果的にしつけるどころか悪い人間になるきっかけをお父さんが作ってしまったのでした。
しつけは大切だと思います。
しかし、子供の行動範囲を親の目に見えるところまでに制限しておくことは思いのほか大切であることが
このお話からも分かりますね。
自分の子を家の外に出す時、信頼出来る人間と一緒に居させるのなら別ですが。
家の外には危険がいっぱいです。
やはり、子供がある程度成長して、良し悪しの判断が出来るようになるまでは
長時間もの間、監督者なしに外で過ごさせることは危険です。

2.
「ぼくが幼いころ、お父さん、あなたはぼくを放置したから、今度はぼくがお父さんを放置するよ」
と言ったとある男の話を、アル=ガザーリー先生がその著書に載せていたのを思い出しました。
子供はアッラーからの預かり物。
放置せずにきちんと責任を持って育てたいものです。

3.「親の子に対する満足」に対するコメント:
この動画の中でお父さんが息子に、「わしの満足がおまえにあるように」と連呼していますが、
実はこのフレーズ、アラブ圏では「お願いします」といった意味を持つ依頼の言葉として使われているのです。他に、「アッラーがあなたに満足したまいますように」など。
親が自分に満足してくれることは、アッラーに満足していただけることに直結しています。
つまり、親に満足されなければ、アッラーにも満足していただけないということ。
親不幸者がアッラーに認めらる事などけっしてないのです。
気を付けたいものです。

では(^o^)/ 

2011年12月30日金曜日

悪魔の戸が開かれる時…


今回はアムジャド先生の4つ目のお話のご紹介です。

青年たちが賭けごとをきっかけに悪魔の戸が開かれて惨事が起こるという出来事から学べるものを見つけてください。


A:うーん、眠くなってきたな。トランプでもするか?

B:おまえ、トランプのやり方分かるのか?

A:へっへー。何言ってんの。当たり前じゃないか。やるか?

…てな感じでみんなでトランプ遊びをすることに。


遊びが始まると、右端のAの脳裏に悪魔が現われて囁きました・・・

ぐふふ・・つまらんだろう。賭けごとを混ぜたゲームにすれば楽しくなるぞ!


これに同意したAは言いました:

あ~あ、つまんねぇ。だろ?

ほら、10リラあるからさ、これを賭けようぜ。


じゃあ俺も10リラあるからだすよ。

と全員それぞれが10リラを差し出して、ゲーム続行。

そこでまだAに悪魔が囁き始めました・・・

悪魔:となりのやつのカードを取って、ずるしちゃえ…ぼーっとしてるからバレやしない。


Aはその通りに。右手ですばやく隣の人のカードを盗んでしまいます。

でもバレていました。向かいのBに…


B:おい!なに抜き取ってんだ。ずるするな!

Bの主張に間違いはありません(賭けごともいけませんが)。

Aは逆切れして、言葉づかいが荒くなります。


A:なんだと?俺がずるしただと?おかしなことを言うな!黙れ!

B:どうしておまえに黙れと言わないといけないんだ!

Bは激怒して、カードを放り投げてしまいます。
Aも一緒に激怒しています。

そしてまた悪魔が・・・

あらあらあら・・こんなやつに文句言われっぱなしでおまえは良いのか?黙ってられるのか?


A:俺を侮辱するのか?!俺をバカにするのかー?!

と言って、ビール瓶(に見えます。お酒も飲んでたんですか。)を机に叩きつけて凶器に変えてしまいました。

そして怒りにまかせて、Bをその瓶で傷つけてしまいました。


このやろぉぉぉぉぉーーーーーーーー!

かなりの一撃だったようで、Bは出血した状態で倒れてしまい、お話終了。

これで悪魔の望みが達成されました。

Aの目がコワイことに皆さん気付かれましたか。
いかにも悪魔に体を乗っ取られてしまったような目つきです。

そしてアムジャド先生の解説が続きます:

親愛なる兄弟姉妹のみんな。

ぼくたちを嫌悪している、確実な敵が潜んでいることに注意していますか?

アッラーがその尊い書の中で仰せになっている:
かれは申し上げた。「それでは,あなたの御威光にかけて誓います。わたしはかれら(人間)凡ての者を誘惑します。」(38/82)

つまり悪魔は出来る限りの力を使って、自分と共に地獄に落ちる人間を誘惑するまでは満足できないということです。

ぼくたちは、アッラーの言葉は真実であると信じている。

そこでアッラーはここでぼくたちに隠されてことを示し給うたのだ。

嫌悪すべき敵の存在、可能限りの数の人間を誘惑するまでは満足することはないということを。

では君の立場は?
ぼくの立場は?

事を放置して、彼と一緒に行ってしまう?

英知ある人、理性ある人とは、
この警告を真剣に受け止めて、
悪魔に連れて行かれてしまうような機会を放置しないように注意する人のことを言うんだ。

さあ、正しいと思って、気をつけような。

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まあ、悪魔の誘惑には気を付けなければならない、というごく普通の内容でしたね。
でも実はそれが基本的に大切なことでもあるんですよね~。

皆さん、悪事が全て悪魔に関連付けられることに安心感を覚えませんか?

イスラームに原罪という考えはありません。
人間は元来、善良で無垢の状態で創造され、この世に送り出されます。
ただ、弱く創られてもいるので、
成人したときから、悪事をさせようと努める悪魔とその仲間たちの誘惑に左右されながら
生きて行くことが課されます。
囁きに耳を傾け、それを実行したときだけ悪行をしたことになるわけで、
それを避ける限り、人間は罪を犯さずに済むわけです。
悪魔と距離を置いていれば、悪事に手を染める危険はないということです。

もう一点。
人間は以上に記した属性を付加されて創造され、天使は悪行出来ないという属性を持って創造されています。大きな差がありますね。
人間が罪を犯してしまうと、天使が上位に立ちますが、
なんと人間が悪魔の囁きに耐え、アッラーの御喜びを優先すれば、天使に勝ることが出来るわけです。
なぜなら天使には悪魔のささやきとの葛藤がないからです。

アッラーのお優しさに感謝するとともに、
悪魔から私たちを守ってくださるよう祈ります。

2011年12月24日土曜日

タバコ吸ってるの?ゲェェェェ


ビスミッラー。
ご無沙汰の投稿です(´ε`;)

今回は、アムジャド先生の訓戒シリーズ三つ目の動画のご紹介です。
ではどうぞ(^o^)/

病院に一室で、苦しそうに呼吸している男性。それでも何かを思い出しています。

回想シーン。

友人たちとお茶している先程の病人。

友人が言います:体に気を遣えよ。もう三回目の水タバコじゃないか。

病人(←倒れる前から顔色が悪いことに注目!):放っておいてくれ!代わりに一日4箱のタバコを吸ってのか?水タバコの方がマシだろ。

友人:でも・・・体を壊しちゃうだろ、そんなことしてたら。

病人:俺は吸ってないと寝れないんだよ。

再び現実に戻ります。
相変わらずゼーゼー言いながら病人は苦しんでいます。

再び回想シーン。

病人とそのお母さんが居間で会話しています。

テーブルの上の灰皿にはたくさんの吸殻が…水タバコだけでなく、普通のタバコも吸っていたんですね...

お母さん:部屋が煙だらけになるじゃないの。(手を振る)そんなことして、自分の体を壊しちゃダメよ。毒を口にいれることなんかやめようと思わないの?本当、お前のことが心配なんだよ...

病人は言います:
こんな生活をしていて、タバコ吸わずにいられるわけないじゃないか。タバコをやめろだって?麻薬でも吸えばいいってわけ?

いやぁ、気分を悪くする返答ですね。お母さんが心配しているっていうのに。
彼の親に対する態度の悪さのために、アッラーはタバコの害をさらに大きくして、彼に罰としてお与えになったかのようです。

お母さん:お前がどんなひどい生活をしてるというの。いい食べ物を食べて、いい家にも住んでる。お前以外の人の中には食べることも寝ることもできない人が居るんだよ。まあ、お前に何を言っても無駄だろうけど。バルコニーに行って吸っておくれ。一緒に死にたくはないからね。


病人はいろいろ思い出しているうちに...
息を引き取ってしまいました。

ひぃぃぃっ と言って呼吸が止まるシーン、ドキッと来ますね。
このとき、彼は何を思っていたのでしょうか。
後悔?特に何も思ってない?どうだったかと皆さん思いますか?

病人が死ぬと、続々と人が入ってきて、診断書を書きはじめました。

「君、書いておいて。午後11時、血栓と肺がんのため心臓停止とな。アッラーの慈悲がありますように…」

以上でアニメは終わりで、次にアムジャド先生による解説が始まります。

先生:兄弟のみなさん。預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)は合同礼拝に参加しない者の家を燃やしてしまおうと言われるほどにその重要性をぼくたちに教えてくださった。

そして、
「玉葱とニンニンクを口にした者はわれわれのマスジドに近づいてはならない」とも言われたんだ。
(注:それらを避けてマスジドに行くのがマナーであるということです。普段の生活で食べることに何ら問題はありません。)

玉葱とニンニクが口に残してしまう臭いがその理由。
健康に良いし、食べることも許されているのにね。

預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)はあえてこれらを食べた人は、マスジドにも合同礼拝にも参加してはいけないと言われたんだ。

先ほどは、「合同礼拝に参加しない者の家を燃やしてしまおう」とも言われるほどだったのに。

じゃあ考えてみよう。

一つ目に、君の口から出ている、煙の臭いはどうだろう。

二つ目に、このハディースを読もう。

「誰を破産者というか知っていますか?」と預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)は言われた。

皆が「1ディルハムも何も持っていない人のことではないですか?」と言った。

「私のウンマの破産者とは、○○を害した人のことで、彼は被害者からその善行を取られるだろう。あげるための自分の善行がなくなってしまうと、被害者の悪行を受け取って、そして地獄に放り込まれるのだ。」

周りの人を害するという罪を君は望むのかい?

アッラーが作り給うた皆が吸っている酸素を奪い、

家にいる子供たちにミルクなどを買ってあげるためのお金をタバコを買うために使い、

自分自身と彼らを殺すようなことをしてしまっているんだ。

これくらいで話は十分だろう。

アッラーに会う日のために、さあ、準備しよう。
かの日に、破産者となってしまわないために。

~~~~~~~~~~~~
前回は飲酒、今回はタバコ。
先進国では禁煙運動が盛んで、日本でもそのムードがより一層強くなってきていますね。
その証拠に、仕事場や公共の場で禁煙が求められたり、レストラン等に禁煙席が設けられたりしています。
タバコ嫌いの私にとっては嬉しいことです♪
イスラームが興った時代にはタバコという嗜好品はまだ存在していませんでした。
酔わせるという性質がないので、健康に及ぼす(他人には悪臭というかたちで与えますが…)悪影響がまだあまり知られていなかった時にこのタバコはイスラーム世界にも広く普及したものと思います。
まあまだ結構好まれていますが。
とにかく。自分にも他人にも財布(また値上がりしそうなんですよね?)にもいいことのないタバコを吸う人が一日も早く辞められますように。
ドゥアーしています\(^o^)/

2011年11月25日金曜日

ディマシュクと、私の頭の中と。



動画と関係ない投稿になりそうですが…
過去を振り返って。自分の生い立ちを交えて考えてみる。
自分はかなりマイナーな存在であると、自分でも思っている。
私はだれ?どうしてここにいるの…?といった具合にたまに考える。
そんな私はアッラーの計画の一部分。
ずーっと先、まだしばらく生かせてもらえたらの話だけど、
その時、今のことを思い出すとき、私はどんなになってるかな。
今に満足して、過去には未練持たず、明るく希望を持って、
アッラーだけに見返りを求めて、
自信持って、他人のことなど気にせず、
せめて心だけは自由なまま、生きていきたいなぁと思いますね。
とりあえず、まんまディマシュクの動画があったのでアップしてみました。

2011年11月23日水曜日

第4回岐阜モスク合同勉強会♪

ビスミッラー。

去る19日土曜、午後2時あたりから午後7時ごろまで、岐阜モスクにて第4回の合同勉強会(女性・子供のみ)が開かれました。

私たちは2時半ごろに着いて、急いでウドゥーを済ませて、皆が読んでいたヤースィーン章の最後の数アーヤを読ませていただきました。何事もアッラーの御言葉で開始するのはやはり気持ちのいいものです。アルハムドゥリッラー。その時にはもう結構の数の女性と子供たちが集まってきていました。

もちろん女性参加者は日本人ばかりでなく、外国の方もたくさん見えていました。


そして司会のあいさつが続き、一つ目の講義。
テーマは、「子供にイスラームを伝えるってどういうこと?」。講話者の経験を交えたお話となりました。
この人だれですかって?さあね…(笑)

次はAさん、Mさん演技による寸劇。
直前の決定でナレーターをさせていただいた私…最後の最後でセリフの順番を言い間違え(-_-;) それでも何とかごまかせて成功でした。

英知溢れる長老と貧乏男のやり取りから、私たちが普段忘れてしまっているアッラーの恩恵がどれくらい高価で、重要で、かけがえのないものかを思い出すことができました。

男は、自分が貧乏で何も持っていないことや、アッラーはなぜ自分に何も恵んでくれないのか、と長老に嘆きます。
では私が何とかしましょう…と言って長老は、男に聴力、視力を1000万円で買うから売りなさい、と提案しますが、
「それは困る!かわいい子供を見れなくなる!奥さんの声が聞こえなくなる!」と男は拒否。

次に長老は、「身体の一部分を売れないというなら、あなたの子供を買いましょう」と提案。
それでも男は拒否。「自分のかわいい子を手放すなんて考えられない!」

長老は言います。
あなたは、私が買おうとした高価なたくさんのものを持っているじゃないか。あなたは十分金持ちじゃないか、と諭します。

以上のやり取りから男は自分が愚かであったことを反省し、アッラーに赦しを請うた。
という内容でした。

寸劇は大好評♪でした、アルハムドゥリッラー。
次回、演じてみたい、お話を提供したいという声が感想として上がってくるほどでした。

次は、ワールドカフェ。
旅から来る疲れで少々パンク気味だった私は、他の部屋で待機しながら、部分的にのみ参加。
スピーカーがほぼ入りっぱなしだったので、司会者Aさんの言葉やカフェの流れを大体把握することができました。
なるべく、会ったことや話したことのない人を選んで4人から成るグループを作って、お茶とお菓子を囲んで司会者があらかじめ決めておいたテーマにそってみんなで話をする、というもの。
聞いているだけでとても楽しそうでした!
ただ、私が様子を見に行ったときにはほとんどお菓子がなくなっていたのが少し残念でした…

これを機に新しいお友達ができた方も多かったのではと思います。
私も実はネット上では交流がある方と思いがけず顔見知りになることができるうれしいイベントとなりました。
相手の方は私の顔をご存知だったようですが…(笑)
カフェ後、Aさんたちが、カフェに参加した人たちがメモった画用紙を壁に貼っているのが印象的でした。
そうすることでさらに他のグループの会話がどんなものであったかとか、自分たちが話した内容を追憶できるんだなーと感動。

その間、子供たちは二階で紙芝居など、子供向けのプログラムで有意義に過ごしていたようです。
写真を貼りたいのですが、慣れないPCからの投稿で、うまくいきません。
残念!

そして…(特に私が)待ちに待った持ち寄りのご飯タイム♪
ご飯、パン、パスタ系を中心に、いっろーんな食べ物が会場中央に並べられ、
皆さん速攻で食べたいものをお皿に取っていく姿からは、人間臭い本能が(特に私から)にじみ出ていたというか、微笑ましく見えた気がしました。

P国の方が配っていた、いい色をした鶏もも肉のローストに思うがままに手を伸ばして受け取り、お皿にチョンと置きましたが、非常に辛かった…味が良い感じにしみ込んだ美味しい鶏。主婦ならではの熟練された味でした。下さった方に感謝。

普段食べられない好物であるビリヤーニも美味しかったです。これも少々辛かったですが。
唐揚げ、ピザ、卵サンド…そしてご飯の中でかなりのインパクト与えたのは、
ラーメンおばさんSさん提供によるラーメン♪
ホットプレート、お箸、お椀、手作りのさまざまな種類の具(お肉を甘く煮たのが私的にすごい良かった)などを全て持参し、コンセント近くのコーナーで黙々とラーメンをゆで上げて下さりました。
その周りをずーっと子供たちが陣とっていて、次私の番!と言いながらラーメンが出来上がるのを待っていました。

デザートも感動的なものばかりでした。
Nさんによるビッグケーキ。もう本当にでかくて、どうやって作ったんだろうと思ってしまうくらいです。
甘すぎないクリーム。たっぷり間に挟まれたフルーツ。
しっかり一切れいただきました。
また、Sさんによるトルコのお菓子も最高でした。
E国シスターに、これあなたが作ったもの?と尋ねられたのですが、どうしてだったんだろう?
まあいいや。
他にも、ホットケーキみたいのや、揚げドーナツ、他のケーキもありましたが、入る場所がもうなくなっていました…

遠方からの参加者多々の今回の合同勉強会、とても祝福されたものとなりました。
かのSNSでお友達同士の女の子たちがリアルに顔を会わせることができていたのも良かったです。
一緒にお話をして、ご飯を食べて、そしてDSしてましたね(笑)

最後に…企画・主催のシスターたちが一生懸命に片づけとお掃除をしてくださったおかげで、
解散後、何もなかったかのように会場はきれいになりました。

参加者たちのアンケートを後で読ませていただきましたところ、アルハムドゥリッラー、好評でした。
また来たい、次回が楽しみなど…私も楽しみにしております。

この場をお借りして、招待してくださったシスターたち、企画に協力してくださったシスターたち、
久しぶりに会えた方たち、恩義を尽くしてくださった方たちにお礼の言葉を捧げます。
ジャザークムッラーフハイラン!

2011年11月16日水曜日

理性の不在


今回はシリーズの二作目を。
お酒の害についてのお話です。


では、どうぞ。


クラブからヤマン君が酔って出てきました。
方言の上にへらへらとした口調で話しているため、完全な聞きとりが出来ません(-_-;)

そこにもう一人参上。

「おー何だよヤマン。もう酔っちゃったのか?」

ヤマン「むにゃむにゃ・・・」

「俺はまだ飲みほしてないグラスがあるからな。一瞬でおまえに追いつくから、また後でな!」


ヤマン君、運転がヤバそうです!
音楽。ノーシートベルト。そして理解不能の言葉…
酔いの頂点に達してしまったのでしょうか…


そしてスピードはどんどん上がっていきます。
160kmなのにどうして120kmの表示なのかは不明ですが…
本題とずれてすみません。
とにかく危ない運転です!


おぉーっと!!
ヤマン君の運転する車の前に歩行者が!道路を渡ろうとしています。
彼にはヤマン君の超スピードで近付いてきている車が見えなかったのでしょうか?
そのぐらい、早いスピードが出ていたのかもしれません。
ここまで来ると続きの予想はつきますね(;´Д`)


ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
ぴったりの絵文字ですね。
ヤマン君の酔いが冷めるようなシーンです。


歩行者の青年も同じく驚きの顔。
事故とは本当に恐ろしいもので、加害者のミスの質が低くになるごとに、被害者にたいする哀れの気持ちが大きくなります。


そして・・・
どっか―ん。
接触です…(;´Д`)
この様子だと、歩行者は即死でしょうか。
野次馬が集まってきました。


罪の償いのため、独房にて後悔するヤマン君。
泣いています…

「アッラー…赦してください。おれは一体何をしちまったのか…あぁ…」
他にも何か言ってますが、平常時のヤマン君の言葉も聞き取りにくく、訳せません…

続いて、アムジャド博士の登場です。


兄弟。アッラーにかけて尋ねるが、他人、とくに子供、女性などの人生を台無しにする必要が君にはあるのだろうか。女性を寡婦にし、家庭を崩壊し、現世を地獄のように変えてしまうような必要が。

または自分自身を殺す原因を作る必要があるのだろうか?

君が酒を飲んでしまったがために。

英知多きアッラーが君に酒を禁じ給うただけでは足りないだろうか。

さて、アッラーはなぜ酒を禁じ給うのだろうか。

「まことに酒と賭矢、偶像と占い矢は、忌み嫌われる悪魔の業である。これを避けなさい。」(5/90)

「忌避」は「禁止」よりも厳しい。

避けよとの依頼は、あらゆる道を寸断するからだ。

君がもし忠告に耳を向けないなら、これらのような結果に陥ってしまう。

英知多き熟知し給う御方は君を愛し給うからこそ、
君に善を望み給うているんだ。

お願いだ。
自分や他人を崩壊に導いてしまうような状態に身を置かないように。

もしかすると、後戻りできないかもしれないのだから。

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ドキッとするたとえ話ですね。
お酒は飲んだことも、これから飲みたいと思う飲み物でも今後ないでしょうが、その害から完全に逃れることは実は難しいことです。
今回のような車の事故などまさにそうです。
日本における飲酒運転に対する罰則が厳しくなったのは良く知られた事実です。
なぜなら、その害が果てしなく大きく、危険だからです。
私自身、飲酒運転の車の事故に巻き込まれたことがありまして、
少しでも当たる場所がずれていたら、死んでいたかもしれないのです。
はっきり言って、人間は「ほどほどに」飲めないのではと思います。
最初からコントロール出来なさそうなものは禁じるのがイスラームというわけです。
酔っぱらって大声を出したり、気分を悪くして吐いたり、多弁になったり。
現世でのお酒はいいことないよ、少しのこと以外を除いて。

では終♪