2010年9月2日木曜日

クルアーン読誦とその直後のドゥアー関連について

ラマダーン中に30ジュズを分け合って、皆でハトムするという計画を立てた理由。それは、単に何か一つでも目標を持ってイバーダする機会をみんなにも持ってもらいたかったから。ラマダーン中にクルアーンを完読するのは別にスンナではないことは前から知ってた。そしてアルハムドゥリッラー、ようやく二つあったハタムグループの2が終わった。ということで前から伝えておいた、完読後のドゥアーについて計画を立て始めた。完読後のドゥアーの確認。そして完読後のドゥアーはムスタジャーブなのかどうか。この2点について少々調べてみたところ、知らなかったことがいくつか判明したので、メモするつもりでここに残しておく。

1.クルアーン完読後のドゥアーは預言者(平安と祝福あれ)のスンナではなく、教友アナス・イブン・マーリクの慣行だった:
  アナス・イブン・マーリクはクルアーンを完読する度に家族を呼んでドゥアーしていた、と残っているとのこと。彼の行為をタービイーンが模倣したとも。なるほど。私たちがこれを真似るのは悪いことではないと思う。その時のドゥアーの文句は残ってないみたい。クルアーンの後部に載っているドゥアーは確かに預言者(平安と祝福あれ)のハディースが元になっているものだけど、クルアーン完読とは関係ない。

2.「クルアーン完読後のドゥアーは叶う」というハディースは偽物:
  このような↑ハディースがあること自体私は知らなかったのだけど。でも質問されるぐらいだから、結構巷で広まってる言葉なのだと思う。これ以外にも嘘のハディースが本物だと信じられていることは多い。例は今挙げないけど。
  じゃあせっかくハトムしたのにドゥアーしても意味ないの?!ということにはならないよ。ドゥアーはこのラマダーンの間に捧げられる。ラマダーン中のドゥアーは叶うし、しかも最終10日間にされるし、合同ですれば、気分も高揚するということで意味がないということはない。合同ハトムとドゥアーは結び付く必要は今回ない。

以上!

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