2011年9月1日木曜日

「傲慢と頑固について」

今回も転載でーす!
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イスラーム学びチームよりお送りする今週のトピックです。
「傲慢と頑固について」

傲慢(ごうまん):おごり高ぶって人を見下すこと。また、そのさま。
高慢(こうまん):自分の才能や容貌が、人よりもすぐれていると思いあがって、 人を見下すこと。
          また、そのさま。
頑固(がんこ):かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。
                                          ・・・以上、国語辞書より

・傲慢な者は、害をもたらし、虚偽に固執します。なぜなら彼は人のアドバイスを聞かないからです。
・頑固な者は、自分中心で、間違いを認めず(間違いだとわかっていても認めず)、また後悔もしません。

・傲慢とは、妄想の上に成り立ちます。なぜなら、人間はみな過ちを犯し、他人にそれを指摘されて
 直す必要があるのに、それを認めないからです。

・傲慢は頑固へと導きます。
 《彼らは心の中でそれを認めながら、不義と高慢さから、これを否定した。》 (蟻章:14)

・傲慢の危険性は、それが強者から弱者へ、金持ちから貧者に悪影響を及ぼすことです。自らも迷い、
 また下の者をも迷わせるので、罪も二倍になります。

・アッラーは、傲慢な心には印を見せてくださりません。
 《また地上で正義を無視し、高慢である者については、われが啓示から背き去らせるであろう。それでも
  彼らはすべての印を見てもこれを信じない。また公正な道を見ても、それを自分の道としない。そして
  邪悪な道を見れば、それこそ真の道であるとしている。これは彼らは、わが印を拒否して、それを軽視
  しているためである。》 (高壁章:146)

(昨年7月8日、アキーダのテキストより)

日頃から心を柔らかくして、アッラーの印にもっと気づき、もっともっと感謝する僕になれますように。

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