2010年9月11日土曜日

☆イード・ムバーラク☆

ビスミッラー。イード・ムバーラク、皆さん☆ ラマダーンの間に行われた私のたちのイバーダートすべてをアッラーが快く嘉納し給い、大いなる報奨を現世と来世でいただけますように。アーミーン。
皆さんどのようなイードを過ごされましたかー?FBやtwitterを見ていると、少しその様子が感じ取れてきます。写真を投稿されていたりで…アルハムドゥリッラー、礼拝に参加できなかった方の方が圧倒的に多いと思いますが、日本なのでそれは仕方のないこと。イードの礼拝は一人ででも出来ますから、報奨をいただけないということはないです、インシャーアッラー。

私ですか?こちらではかのレストランがイードになると礼拝会場になるので、昨日もここへ行ってきました。礼拝は8時半からということを聞いていたので間に合うように出かけたわけですが、なんかすごい渋滞に巻き込まれて、ぎりぎりに到着。それでもアルハムドゥリッラー、まだ礼拝は始まってなかったです。

1階は男性、2階は女性。難点は、一階に溜まっている男性陣の間を通って2階に行かんといかんところ。グラサンかけてすたすたと歩くしかないです。2階にはマレーシア人シスター2名とそのご子息2名、友人のPK人シスターF、レストランのオーナーさんの奥様と三女ちゃん、初めて見かける日本人女性の方と私たち親子。少なーいですが、こんな感じです、いつも。

イマームはシスターFのご主人。男性の数はもっと多かったかな。ちなみに日本人男性は皆無。一番多いのはパキスタン人かな?

結構すぐに礼拝は始まり、終了、そして軽食を摘まむ。一人初めてお目にかかる日本人ムスリマさんがいたので何ちゃって名刺を渡し、ごあいさつ。彼女も勉強会とかあったら出たいって!アルハムドゥリッラー。早速メール送らないとね。インシャーアッラー。すごい可愛い方だった。

礼拝場で過ごした後はあのミッションに移行。何って?シスターFの化粧品ショッピングのお付き合いだよ。私の愛用している通販主流のメーカーがモールにショップ出してるのでそこへ。オイルフリー、動物性原料不使用だし安価なのがうれしい。口紅好きの彼女、かなーり時間をかけて選んでおりました。日焼け止めやローション、ファンでもお買い上げ。その後は一階で食料を少々買い、M町まで彼女を送って任務終了。喜んでくれたので嬉しい。アルハムドゥリッラー。でも使い切ったらどうするんだろう。海外にも送ってくれるかなって言ってたけど、クレジットカードは必須だろうし、PKは遠いし、無理だと思うなー。まあいいか。

あー、ラマダーン終わった。なんかさびしい…?
最終10日間は本当に今までない位すごいでかい災難に見舞われてしまった。なんでー?!って思うくらい。いい方向に向かえますように。アーミーン。今でもまだファジュル前にドゥアーしてる。ずっと。そして、別件もいい方向に向かいますように。アーミーン。皆さんにもいいことがありますように、アーミーン。じゃあね。このへんで。

2010年9月7日火曜日

28日目:多忙の中に慈悲を発見

ビスミッラー。本日は早朝6時半過ぎにゴミ出し。こちらではペットボトル(ふたとラベルなし)と缶と瓶を一緒に捨てる日が月に2回あるのだけど、何度か捨てる機会を逃していたので、すごい量のゴミがベランダに溜まっていたのを今朝片づけた。ほれみろ。私がごみを捨てに行くことは普段少ない。いつも違う人に持って行ってもらってるので。で、私が捨てに行くと、結構な確率で、乳母車みたいなのでごみを運ぶおじいちゃん@同マンションがいて、心が痛む。歩くスピードの遅さ、大変そうな雰囲気がすごい漂ってる。前は手伝ったけど、今日はもう捨て終えられてた。ちょうどエレベーターに乗ろうとしていたところを今日みたわけだった。私もエレベーター使用者だけど、いくらおじいちゃんと言っても二人では乗れないので、階段で私は帰った。

それしても朝は涼しいですねー。うーん、気持ちよか。夜って暑いもんね。朝方やっと涼しくなるわけね。納得。そのあと45分くらいにドライブに。ブラザーを職場まで送っただけですが。帰り道がすごい込んでてイライラ。でも道中、シリアからSMSが入って、いろいろ思い出されて、空が雲と光と陰ですごいきれいだったのとかですごい感動して、泣いてしまった。ちなみにこれは運転中の話w クルアーンをどんなに読んでも泣けず、空をふと見ただけで泣けるとは。自分の心はやっぱりアッラーの手中にあるってこと。لا سلطان على القلبはまた違うシチュエーションで言えることか。ふうむ。

じゃあ写真について。
これはね、ただ今日本に研修で来ている人が送ってくれた、モロッコの友人からのプレゼントの一部。モロッコクッキングの本、シュッバキヤ等の揚げ菓子、チーズ、お茶、リクエストしていたオリーブなど…嬉しいわ、食べ物贈られちゃうと♪驚いたのは、研修生の手書き日本語。レベル高。電話ででも話したけど、会話能力のレベルも高い。だから選ばれて研修に来たんだよね。すごいえらいね。だから私の荷物も友人に持って行ってもらうんだよね。明日には準備して送らないと。インシャーアッラー。

以上。

アラビック風刺画~笑

ビスミッラー。以下、転送されて来た画像です。
「ラマダーン月費用」「学校再開」「イード」という3大出費に追われるお父さんを小さな給料が守ろうとしていますwww




2010年9月6日月曜日

「ムハンマド様(平安と祝福あれ)はこのようなお方でした」についての転送メール

هكذا كان سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم ما عاب شيئا قط.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم ما عاب طعاما قط ؛ إن اشتهاه أكله وإلا تركه.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يبدأ من لقيه بالسلام.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يجالس الفقراء.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يجلس حيث انتهى به المجلس.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان أجود الناس.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم أشجع الناس.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم أشد حياء من العذراء في خدرها.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم ما سئل شيئا فقال: 'لا'.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يحلم على الجاهل، ويصبر على الأذى.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يتبسم في وجه محدثه، ويأخذ بيده، ولا ينزعها قبله.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يقبل على من يحدثه، حتى يظن أنه أحب الناس إليه.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم ما أراد احد أن يسره بحديث، إلا واستمع إليه بإنصات.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يكره أن يقوم له أحد، كما ينهى عن الغلو في مدحه.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم إذا كره شيئا عرف ذلك في وجهه.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم ما ضرب بيمينه قط إلا في سبيل الله.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم لا تأخذه النشوة والكبرعند النصر.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلمكان زاهدا في الدنيا.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلمكان يبغض الكذب.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان أحب العمل إليه ما دوم عليه وإن قل.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان أخف الناس صلاة على الناس وأطول الناس صلاة لنفسه.

- سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان إذا أخذ مضجعه جعل يده اليمنى تحت خده الأيمن.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان إذا جاء أمرا أسره يخر ساجداً شكرا لله تعالى.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان إذا خاف قوما قال اللهم إنا نجعلك في نحورهم ونعوذ بك من شرورهم..

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان إذا رأى ما يحب قال الحمد لله الذي بنعمته تتم الصالحات وإذا رأى ما يكره قال الحمد لله على كل حال.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان إذا دعا بدا بنفسه.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان إذا صلى ركعتي الفجر اضطجع على شقه الأيمن.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان إذا فرغ من دفن الميت وقف عليه وقال استغفروا الله لأخيكم وسلوا له التثبيت فإنه الآن يسأل.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان لا ينام إلا والسواك عند رأسه فإذا استيقظ بدأ بالسواك.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان يأكل بثلاثة أصابع ويلعق يده قبل أن يمسحها.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان يحب التيامن ما استطاع في طهوره وتنعله وترجله وفي شأنه كله.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان يذكر الله تعالى في كل وقت...

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان يصلي الضحى أربعا ويزيد ما شاء الله.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم كان يتحرى صيام الاثنين والخميس.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم يضطجع على الحصير، ويرضى باليسير، وسادته من أدم حشوها ليف.

-سيدنا محمد صلى الله عليه وسلم على الرغم من حُسن خلقه كان يدعو الله بأن يحسّن أخلاقه ويتعوذ من سوء الأخلاق عليه الصلاة والسلام.

عن عائشة رضي الله عنها قالت : ' كان صلى الله عليه وسلم يقول اللهم كما أحسنت خلقي فأحسن خلقي ' - رواه أحمد ورواته ثقات.

عن أبي هريرة رضي الله عنه قال : كان صلى الله عليه وسلم يدعو فيقول 'اللهم إني أعوذ بك من الشقاق والنفاق وسوء الأخلاق ' - رواه أبو داود والنسائي

2010年9月4日土曜日

25日目:やっと読誦再開(*^^*)


ビスミッラー。ふ~アルハムドゥリッラー!やっとマグリブ前から読誦を再開。後4日か5日で終わるラマダーンだけど、きちんと完読出来るかなー。かなり毎日読まんといかんだろうな。とにかく明日の27日の夜(ライラトゥルカドゥル最有力日)と29日をこの状態で過ごせることになり感無量。なお、明日のシスターF宅でのイフタールも超超楽しみ♪このシスター、そろそろ完全帰国することになっており、古着のシャルカミをいただけることになってて、明日見せてもらうことに♪彼女は私より長身でガタイがいいが、あれ系の服は少々サイズが違ってても大丈夫そう。何か最近のあちらの流行では、カミースの丈は膝上で、サルワールはぴったり目のよう。私が持ってるのと全然ちがーうが、まあ家着になるだろうからいいだろう。それにしてもご飯が本当に楽しみだ♥

この飯好きがたたり、OMGな状況に…
斎戒お休み中はいつも通りしっかり朝昼晩食べた私。そしたら腹出たT_T確実にっ!斎戒中はやっぱり摂取カロリーの量が減ってたってことだなあ。うーん。イード後はすぐにカダーに入り、シャッワール6のスンナに取り掛かろう!出来るだけやるってことで。インシャーアッラー。そして斎戒する癖を体に付けて、週2のスンナ斎戒を習慣化してやるのだ。みてろよ、自我。ロバ並みに調教してやるから。

写真は、zahry作のコースターです。色どりがないのでそえてみた次第です。

2010年9月3日金曜日

講義の垂れ流しについて

ビスミッラー。さて本日も昨日に引き続き、アルハビーブアリーの講義を聴こうと思い、スタンばったのだけど、次から次へと雑用に襲われ、最終的に「垂れ流した」。さてのこの垂れ流し、頭脳に良い影響を与えるのか?印象は残るのか?今日はそんなことを垂れ流しながら考えていたので、まず、垂れ流しながら聞く講義は脳裏に強い印象を残さないことが判明した。私の普段の聴講スタイル@ネット配信は、「(PC上かモノホン)メモ帳にメモリながら」。中継ものでなければ、聞き逃したり意味が分からなかったところはなーんども聞きなおす。そんなことしてるので上記のは賞味時間28分程度なのに、メモし終わると、1時間以上経ってることがほとんど。まあそれはそれでいい。時間の無駄だとは思わない。本日は先ほど書いたとおり、あまりしたくはない垂れ流しを洗濯物をたたみながら行ったわけで、やはりじっくりと聞き入って、メモリながら、味わいながら聞くのとは全然違うことを痛感した。当たり前か。ブログのネタにするまでもなかったりして…とにかく、後でもう一回聞き直します。インシャーアッラー。

それにしてアルハビーブアリー、あの知識はどこで得るんだろう?やはりシャイフたちなのだろうか。ハワーティルとか、バーイスとか、手に取るように彼はそれらを理解していて、分かりやすく分解して、説明してくれる。悪質なハーティルを呼ぶ自我の鍛錬方法はロバの調教と同じだと断言する彼の言葉は笑えるだけでなく大きな説得力があった。餌を減らすか、仕事量を増やせばいいだけ、と。とにかく、アルハビーブアリーのタズキヤ系の講義は最高。フィクフ系はイクロchに出てくるアブドゥッラー・ムスリフ先生が好き。両者とも、アラビア語が分かりやすいが、アブドゥッラー先生のアラビア語の方が大衆向けのような気がする。電話での質問に答えているので。アブドゥッラー先生の電話相談番組「مشكلات من الحياة」なら垂れ流ししても理解できる内容ばかり。先生の素晴らしいところは、いくつか著名な裁定があったら、その中で最も容易なのを質問者に提示するところと、必ず根拠を示してくれるところ。あと、誰にでも好意的でハビービー、ウフティーと親愛を込めて話してるところがおいしい。だからファン多いんだろうなあと思う。

ああそうか。アルハビーブアリーのお話は理解するのに少々時間を要するから垂れ流しじゃいけないんだ。そんなこと今気付くなんて…

とりあえず写真は鶏豆腐バーグ、茄子の味噌煮、キャベツ炒め、飯という超簡単な料理を一皿にまとめたものです。では。

飛行機上での斎戒解除について

ビスミッラー。W先生から転送で届いたSh.カラダーウィ―のファトワーです。飛行機上で斎戒をしている場合、地上でマグリブの時間に入っていても、機上位置ではまだ太陽が昇っていたら斎戒を解除してはいけないというもの。彼がカイロからドーハにカタルエアーで向かっていたときに、機内で「マグリブに入りました。」とアナウンスが。でも窓の外はまだ明るい。「皆さんまだ明るいですよ。このような状態でマグリブの礼拝をするんですか?出来ないでしょう。斎戒を解くのも同じですよ」と言って、Sh.は周りのファーストクラスの乗客に斎戒をまだ解かないよう説くと理解してもらえたが、エコノミークラスに行ってみるとすでに食べている人がいたそう。Sh.の言葉を聞いて女性たちは泣いたとか。
Sh.は、この蔓延してしまった間違いに皆で気付きましょうと言った。そしてカタルエアー側に対応の変更を依頼している。

よく見ているイスラームQ&Aサイトにも上記と同じような回答がありました→ココ

私もラマダーン中にカタルエアーに乗ったことあるけど、マグリブとダブってことあったけなー。
どうだろう。

2010年9月2日木曜日

23日目:結局

ビスミッラー。最近はアレのため、料理に凝りたい気分にならないゆえ、クッキングピクチャーの投稿はナシ。昼間にメールで再び土曜にTモスクで合同イフタールがあるとのお知らせが入ったが、行かないよと返事した。遠いし、行ってもタラーウィーフしないしね…飯は食べたい限りなんだけどね。うん。これ、本心。
本日の早い午前中は非常にだるく、読誦会中もうつらうつらしてた。読誦会後、確実に1時間は寝てしまい、その後もレジュメの準備しなくちゃーと思うも、体と頭が付いてこず。多分熱出てたと思う。シスターSがクルアーン読むの聞いてほしいと連絡が入り、1時半から、と時間を決めておいたら、12時半から1時半までまた眠ってしまった。起きるとすごい汗。これは確実に発熱から来るものだ。やっぱり熱かよー!でも、起きたらアルハムドゥリッラー、少々すっきりしていた。少し調べもの(http://bit.ly/dtnWbO)して、郵便局と薬局へ。一番暑い時間帯だったと思う。マレーシアンヒジャーブの下の首もとは汗でびっしょり。そして場違いなくしゃみを連発。ともかく任務は終了。アルハムドゥリッラー。そしてまだアレだからイバーダート出来んなぁと思い、前からシリーズで聞いていたアルハビーブアリーの去年のラマダーンの講義集の続きを聞くことにした。彼のタズキヤの話は分かりやすい。ハワーティルまで分解して説明してくれるんだもん。マーシャーアッラー。うなずきながらメモをし、最終的に別ブログに掲載。うなずき、理解出来たときに切に思うのはこの理解を実践に移せたら、ということ。いっつも実践できておらず、これこそ本物の自己嫌悪。定期的に彼の話を思い出すなり、改めて聞く必要性はかなり大きいだろう。…と結局勉強会休ませてもらったのに、いろいろとこなした一日でした。

クルアーン読誦とその直後のドゥアー関連について

ラマダーン中に30ジュズを分け合って、皆でハトムするという計画を立てた理由。それは、単に何か一つでも目標を持ってイバーダする機会をみんなにも持ってもらいたかったから。ラマダーン中にクルアーンを完読するのは別にスンナではないことは前から知ってた。そしてアルハムドゥリッラー、ようやく二つあったハタムグループの2が終わった。ということで前から伝えておいた、完読後のドゥアーについて計画を立て始めた。完読後のドゥアーの確認。そして完読後のドゥアーはムスタジャーブなのかどうか。この2点について少々調べてみたところ、知らなかったことがいくつか判明したので、メモするつもりでここに残しておく。

1.クルアーン完読後のドゥアーは預言者(平安と祝福あれ)のスンナではなく、教友アナス・イブン・マーリクの慣行だった:
  アナス・イブン・マーリクはクルアーンを完読する度に家族を呼んでドゥアーしていた、と残っているとのこと。彼の行為をタービイーンが模倣したとも。なるほど。私たちがこれを真似るのは悪いことではないと思う。その時のドゥアーの文句は残ってないみたい。クルアーンの後部に載っているドゥアーは確かに預言者(平安と祝福あれ)のハディースが元になっているものだけど、クルアーン完読とは関係ない。

2.「クルアーン完読後のドゥアーは叶う」というハディースは偽物:
  このような↑ハディースがあること自体私は知らなかったのだけど。でも質問されるぐらいだから、結構巷で広まってる言葉なのだと思う。これ以外にも嘘のハディースが本物だと信じられていることは多い。例は今挙げないけど。
  じゃあせっかくハトムしたのにドゥアーしても意味ないの?!ということにはならないよ。ドゥアーはこのラマダーンの間に捧げられる。ラマダーン中のドゥアーは叶うし、しかも最終10日間にされるし、合同ですれば、気分も高揚するということで意味がないということはない。合同ハトムとドゥアーは結び付く必要は今回ない。

以上!

2010年9月1日水曜日

22日目:9月に入りましたが真夏です。

ビスミッラー。さて、いつの間にか9月に入りました。そして本日は13時~14時半まで工事のため停電しましたゆえ、家から逃げました。AC入ってない部屋には留まっておられません。
話は代わり、最終10日間における私の精神状態について。うーむ…全くと言っていいほど、満足出来たものじゃない!!礼拝と斎戒が出来ていたらどんなに良かったか…と運命を呪うようなことは言いたくないのだけれど…そんなこと、この前ブログにも書いたんだけど…ふとそう思っちゃう。イバーダートの王道である、礼拝と読誦。そして、ラマダーン月の斎戒。そのすべてが手から離れてしまった今、非常に複雑な心境にある。生来、ズィクルに集中しにくい私。ズィクル・ジャマーイーは気が散る!と言っては参加から離れていたものの、本当は引っ張ってくれるサーヒブ・ル・強い力(もち人間)と一緒に念じ、ドゥアーするのが性に合ってるのかもしれないと今少々思う。でももう遅い。そんな高質のズィクルの会なんて、私の近くには存在しない。シリアに行った最初か2年目くらいに、Dr.ムハンマド・K・Fが講義後、生徒を率いてSh.アミーンの墓を訪れ、その後ズィクルを少々して、大きな声で私たちのためにドゥアーをしてくださったことがあった。私にとっては忘れがたい暖かい思い出。君たちは、遠いところから、アッラーのために、イスラームのためにここ(ダマスカス)にやって来たよね。その初心を忘れずに。アッラーよ、彼女たちに成功をお与えください。アーミーン!といった内容のドゥアーを延々としてくださった。私は感激のあまり、涙してしまったのを良く覚えている。先生の声が心にぐいぐいと入って来ていた。このドゥアーをアッラーが嘉納し給うたなら。私たちがどんなに恵まれているか、私たちは自覚しているのか。自分が立場相応の努力が出来てない感じがしたというか、いやそうじゃなくて、ただただアッラーの慈悲を感じていて泣いたのだと思う、あの時。ちなみにDr.ムハンマドは、話に熱中してくると、顔が赤くなるっけな。あの時のようなシチュエーションの中、恍惚とした中、ただただ涙できるドゥアーがしたい。一人ではなかなか難しいのは経験上分かってる。どっかのモスクで、どっかのイマームさんと一緒にドゥアーして泣けたら。読誦出来たなら、泣けただろうに。今夜、泣けますように。